弾道ミサイル防衛(BMD)システムは、早期警戒衛星が弾道ミサイルの発射を探知すると、地上レーダーや海上のイージス艦などが得た情報とを総合して、コンピューターが自動的にミサイル軌道を計算する。

 弾道ミサイルの飛翔経路は、発射後に上昇する「ブースト段階」、大気圏外に出て弾道飛行する「ミッドコース段階」、大気圏再突入後に着弾するまでの「ターミナル段階」の3つに区分される。日本のBMDシステムは、ミッドコース段階で海上自衛隊のイージス艦に搭載したSM3が、高度100km以上の大気圏外で迎撃する「高層迎撃」と、それを撃ち漏らした場合に「ターミナル段階」において、航空自衛隊のPAC3が上空15km付近に飛来した時点で迎え撃つ「低層迎撃」の2段構えとなっている。

 米韓軍の情報によれば、北朝鮮は日本を射程に収める「ノドン」を200〜300基、韓国向けの「スカッド」を600基(このうち日本攻撃が可能なスカッドERは多くて100基と推定)、北朝鮮は保有している。これらのミサイルを一度に発射する「飽和攻撃」に対処できるのかという議論があるが、その際重要になるのは発射機の台数であり、米韓軍によればノドン用は40台、スカッド用は50台という(スカッドER用は不明)。

 日本向けの発射機は最大50台と推測される。常時使用可能なのは保有数の3分の1という原則(残り3分の2は予備と整備)に従えば、常時使用可能な発射機は15台ほどとなる。

海上自衛隊のイージス艦1隻が「SM3で同時に迎撃可能なのは2基」という“神話”が横行しているが、実際に操作可能なミサイル数は軍事機密であり、公表されていない。

 そうしたSM3を搭載した日米両軍のイージス艦は、日本海に常時数隻遊弋(ゆうよく)しており、現在の北朝鮮の能力による「飽和攻撃」に対しては、ほぼ全てを撃ち落とすことができると考えられるが、撃ち漏らしたノドンが着弾する可能性は否定できない。

●解説・文/惠谷治

※SAPIO2017年8月号


http://www.news-postseven.com/archives/20170707_573759.html?PAGE=1#container
2017.07.07 16:00

コメント一覧
スゴ技だ
 
イージスSM3は、一発30億円もするらしいから、そうそうたくさんは
 
持っていないだろう。
 
しかしまあ、世界を相手に歴史に残る大戦争をやりのけた国の末裔が、朝鮮人ごときに
 
核で威嚇される日が来ようとは、、、落ちぶれたものだよ。
 
ご先祖様は、今の政治家、、いや日本国民全体に対して、ふがいなさに怒り狂っておられるだろう。
 
絶対に挽回して、元のポジションを回復し、君臨すべきだ。
 
まあ無理だろw
安倍は外遊、稲田は外出、
今がミサイル発射のチャンスニダwww
自衛隊は敵地攻撃能力が無いので敵がミサイルを全弾撃ち終わるまで防戦するだけです。
アホとしか言いようがない。
>日本向けの発射機は最大50台と推測される。常時使用可能なのは保有数の3分の1という原則(残り3分の2は予備と整備)に従えば、常時使用可能な発射機は15台ほどとなる。

この甘い想定をやめろ…
>>1
それでも戦争で勝てればそれでいい。
我々は生き残らねばならない
ちょっと無理なので憲法改正して先制攻撃は必要
ミサイルをミサイルで撃ち落とすって効率悪すぎる
もっと別な方法で核を無力化できないものか